研究者総覧

石井 祐理子 (イシイ ユリコ)

  • 医療福祉学科 学科長・教授
Last Updated :2024/04/10

研究者情報

学位

  • 修士(社会福祉学)(関西学院大学社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程)

J-Global ID

プロフィール

  • 「地域福祉活動における担い手について」地域福祉活動の重要性に注目が集まる一方で、その活動を担う人材不足が深刻な課題となっている。これまで地域活動を支えていた地縁型組織に加え、それぞれのテーマで活動しているボランティア組織への働きかけにより、地域福祉活動の担い手確保に関する対策について取り組んでいる。

研究キーワード

  • 地域福祉活動, ボランティア   

研究分野

  • 人文・社会 / 社会福祉学

学歴

  •         -   関西学院大学   社会学研究科   社会福祉学専攻博士前期課程

所属学協会

  • 日本社会福祉学会, 日本地域福祉学会, 日本福祉教育・ボランティア学習学会, 日本社会福祉士会   

研究活動情報

論文

  • ボランティアコーディネーターへの支援に関する一考察ー社会福祉協議会ボランティアセンターの現状から考えるー
    石井祐理子
    京都光華女子大学京都光華女子大学短期大学部研究紀要 61 79 - 89 2024年03月 [査読有り]
  • 高齢者の地域貢献活動参加の促進要因に関する研究ー介護支援ボランティア制度を制度的側面と主体的側面から考察するー
    石井祐理子
    日本の地域福祉 37 17 - 29 2024年03月 [査読有り]
  • 住民と施設の協働のためのボランティアマネジメントー好事例から学ぶー
    石井祐理子
    京都光華女子大学京都光華女子大学短期大学部研究紀要 第58 79 - 7989 2020年12月
  • 高齢者の地域福祉活動への参加の仕組みの検討
    石井 祐理子
    京都光華女子大学京都光華女子大学短期大学部研究紀要 56号 21 - 32 2018年12月

書籍

  • 「日本ボランティア・NPO市民活動年表」
    岡本栄一、石田易司、牧口明編著、大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所監修、明石出版発行分野⑧まちづくり・災害復興支援 執筆担当 2013年 
    ボランティア活動や市民活動を時代の流れに沿って包括的・全体的に年表化した。
  • 地域福祉の今を学ぶー理論・実践・スキル-
    石井 祐理子 (担当:共著範囲:実践編第7章民生委員がコミュニティソーシャルワークを実践する)ミネルヴァ書房 2010年03月
  • 「これからの地域福祉活動とボランティアコーディネーション」
    「市民と進めるPDCA」地方自治研修臨時増刊号、公職研 2007年 
    これからの地域福祉活動を支えていく担い手として、ボランティアに注目が集まっている。そのため、これまで自らが地域福祉活動の担い手として活動していた地域のリーダー達が、今後は地域福祉活動に参加するボランティアをコーディネートする立場になる。本論ではそうした活動の展開に伴う課題や対策について示唆している。
  • 「ボランティアは、様々な出会いがオモシロイ」
    「補導だより 特集『ボランティア』」 2006年 
    ボランティア活動を通して、様々な「人」と出会い、「社会」や「社会問題」と出会い、また「自分自身」を改めて見つめなおす出会いが得られる。それがボランティア活動に取り組む楽しさの一つだと考える。
  • 「これからの地域福祉活動とボランティアコーディネーション」
    月刊地方自治職員研修、第37巻№.3通巻509号 2004年 
    ボランティア活動が広がりをみせる中、これからの地域福祉活動の活性化に向けた、ボランティアコーディネーションの必要性とあり方についての一考察
  • 「新版社会福祉実践基本用語辞典」
    日本社会福祉実践倫理学会編集、川島書店発行、2004年 2004年 
    用語解説執筆協力

講演・口頭発表等

MISC

  • 私たちのコミュニティサロン
    石井祐理子 2023年03月
  • 楽しいからやってます-あの人のボランティア活動を始めたきっかけ-
    石井 祐理子 2017年02月
  • 石井 祐理子 京都光華女子大学 研究紀要 (54) 137 -147 2016年12月
  • 「社会福祉施設におけるボランティア受け入れのあり方に関する研究」
    京都光華女子大学研究紀要第52号
  • 「社会福祉施設における運営主体とボランティア受け入れに関する一考察」
    京都光華女子大学研究紀要第51号
  • 民生委員がコミュニティソーシャルワークを実践する
    「地域福祉の今を学ぶ」第7章ミネルヴァ書房
  • 地域福祉活動における担い手の課題
    京都光華女子大学研究紀要第48号
  • 社会福祉援助技術現場実習に関する一考察-長期・通年型実習の特色に着目した実習システムの構築-
    京都光華女子大学研究紀要第49号
  • ボランティアセンターの地域福祉活動の支援に関する現状と課題
    京都光華女子大学研究紀要第50号
  • 地域福祉活動における担い手の課題
    キャリア形成学科研究紀要第48号
  • 社会福祉援助技術現場実習に関する一考察-長期・通年型実習の特色に着目した実習システムの構築-
    京都光華女子大学研究紀要第49号
  • 地域福祉活動における担い手の課題
    京都光華女子大学研究紀要第48号
  • 民生委員がコミュニティソーシャルワークを実践する
    「地域福祉の今を学ぶ」第7章ミネルヴァ書房
  • 民生委員・児童委員のボランティア活動支援に関する基礎的研究-アンケート調査を中心に-
    京都光華女子大学研究紀要第47号
  • 「社会福祉援助技術現場実習の実際と課題-光華方式実習を試みて-」
    「京都光華女子大学研究紀要」第46号、平成20年12月発行
  • 「社会資源としての大学の位置」
    「福祉社会の再構築」小國英夫、小笠原慶彰、柴田周二、妻鹿ふみ子編著、ミネルヴァ書房出版
  • 大学におけるボランティア活動推進の意義と課題-大学ボランティアセンターが目指すもの-
    京都光華女子大学研究紀要第43号、2005年12月
  • 大学におけるボランティアコーディネーション
    「ボランティアコーディネーター白書2005-2006年度版」大阪ボランティア協会発行、2006年2月
  • 「地域密着型・循環型学習としての社会福祉現場実習-京都光華女子大学における実践と課題-」
    「福祉社会の再構築」ミネルヴァ書房
  • 「世代や違いを超える地域活動(高齢者・障害者のボランティア活動)」
    「新・高齢者福祉概論」光学社
  • 「社会資源としての大学の位置」
    「福祉社会の再構築」ミネルヴァ書房
  • 「これからの地域福祉活動における民生委員・児童委員の新たな役割-ボランティア支援を中心に-」
    「地域福祉研究39号」日本生命済生会発行
  • ボランティアコーディネーターの専門性に関する一考察-研修プログラムの課題-
    京都光華女子大学研究紀要第41号平成15年12月10日発行
  • 『施設におけるボランティア受け入れの現状~大阪府内における社会福祉施設、社会教育・生涯学習施設のボランティア受け入れ実態調査より~』
    「ボランティアコーディネーター白書2001-2002」(2002年2月)
  • 『ボランティアコーディネーターの専門性の現状-社会福祉協議会を中心に-~「ボランティアコーディネート機能における専門性」に関するアンケート調査より~』
    「ボランティアコーディネーター白書2001-2002」(2002年2月)

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 妻鹿 ふみ子; 小野 智明; 岩本 裕子; 石井 祐理子; 南 多恵子
     
    当初の計画では、初年度上半期に集中して研究会を実施し、調査先を選定して下半期には調査先法人を訪問して対面でのインタビュー調査を行って、地域貢献としてのコミュニティソーシャルワーク実践に成功している社会福祉法人の事例」の成功要因を探る予定であったが、感染状況悪化の状況が続いたため、対面でのインタビュー調査を実施することは困難だと判断し、研究会開催による理論研究と事例研究に切り替えた。代替策として8回の研究会を開催し、理論研究を行うと共に、調査候補先の事例を抽出してディスカッションによる事例研究を行った。 上半期の4回の研究会では、本研究の前提となる概念の研究を行った。コミュニティソーシャルワークの概念をコミュニティを基盤としたソーシャルワーク、コミュニティワークという近似の概念と比較しながら改めて明らかにした。加えて、各地で行われているコミュニティソーシャルワーカーの養成研修の情報を収集し、本研究会で3年目に取り組むことになっている研修プログラムの開発への示唆を得た。系統的なコミュニティソーシャルワーカー養成のプログラムは3種類あるが、個別ケースの支援力は身についても、地域支援を行う現場力が身につく研修は不十分であることがわかった。本研究においては3年目にその開発に取り組ことが確認された。 下半期の4回の研究会は、コミュニティソーシャルワークの理論化に多大な影響を与えてこられた2人の識者(牧里氏、平野氏)からのレクチャーを聞く拡大研究会とした。牧里氏からは、福祉施設におけるコミュニティソーシャルワークの可能性についての話を伺い、平野氏からは、社会福祉法人の地域貢献という現象(概念)をコミュニティソーシャルワークを接続させるだけでは不十分。何かもう1つ、複雑化するためのコンテキストが必要ではないかとの示唆を得た。
  • 独立行政法人日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 石井 祐理子
  • 地域福祉活動におけるボランティアコーディネーション
    1.地域福祉活動におけるボランティアコーディネーションのあり方, 2003年, 地域福祉活動においてボランティアの参加は不可欠である。ボランティアの能力を最大限引き出しながら地域福祉活動に活かすためのコーディネーションのあり方について研究している。
  • 学内GPテーマ「長期・通年型現場実習のための「実習評価シート」の開発

担当経験のある科目

  • 基礎演習、地域福祉、相談援助の理論と方法、相談援助実習指導 等 (京都光華女子大学)

社会貢献活動

  • 社会福祉法人大阪ボランティア協会において大阪市福祉ボランティアコーディネーション事業評価委員会委員長
    期間 : 2017年04月
    役割 : 運営参加・支援
  • 特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会
    期間 : 2017年
    役割 : 運営参加・支援
  • 吹田市社会福祉協議会ボランティアセンター運営委員会副委員長
    期間 : 2017年
    役割 : 運営参加・支援
  • 寝屋川市元気アップサポーター研修
    期間 : 2017年
    役割 : 講師
  • 吹田市介護支援サポーター養成研修
    期間 : 2017年
    役割 : 講師

その他

  • 2018年02月 - 2018年02月  介護支援サポーターアンケート調査 
    大阪府吹田市で実施している「介護支援サポーター制度」に登録しているサポーターを対象に、活動者の実態と参加状況を把握する目的で実施した。
  • 2013年 - 2013年  「吹田市内社会福祉施設のボランティア受け入れ実態調査」の実施 
    吹田市内の245か所の社会福祉施設に対してボランティア受け入れの実態調査を行った。その結果は本学研究紀要で発表し、調査の協力団体である吹田市社会福祉協議会に報告を行った。
  • 2012年 - 2012年  地域福祉活動の担い手確保に向けたボランティア支援について 
    社会福祉協議会ボランティアセンターに寄せられた7年間分のボランティア依頼の相談内容を分析し課題を整理した研究成果を、日本地域福祉学会第26回全国大会にて発表した。
  • 2008年 - 2008年  「民生委員・児童委員活動の実態とボランティア活動に関する意識」アンケート調査の実施 
    2008年6月に吹田市全民生委員・児童委員を対象とした民生委員・児童委員活動の課題を明らかにするための実態把握と、ボランティア活動に関する実践や意識を明らかにする目的で、アンケート調査を実施した。
  • 2007年 - 2007年  「全国ボランティアコーディネーター研究集会2008」実行委員会への参加 
    全国的な研究集会の企画・運営を担う委員としての活動を通して、最新のボランティアコーディネーションに関する課題や全国の情報に触れ、自身の研究テーマについて深く学ぶことができた。
  • 2005年 - 2005年  「社会福祉協議会ボランティアセンターにおけるボランティア活動支援の再構築」-ワーキングチームの意義と役割の検証- 
    日本地域福祉学会第19回大会において口頭発表を行った。
  • 2004年 - 2004年  ボランティアセンターによるボランティア活動支援について 
    宝塚市社会福祉協議会ボランティア活動センターのボランティア活動支援の再構築に向けたワーキングチームに参加して、定例会議や各種事業を企画・運営し、ボランティア活動支援の検討を行った