研究者総覧

中平 みわ (ナカヒラ ミワ)

  • 看護学科 研究科長・教授
  • 看護学研究科 看護学専攻 研究科長・教授
Last Updated :2024/02/01

研究者情報

学位

  • GradDip(Geront Nrs)(La Trobe University)
  • Master of Nursing(Research)(Griffith University)

J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 臨床看護学

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2015年10月 -2019年03月 
    代表者 : 吉田 さとみ; 造田 亮子; 河村 圭子; 大島 加奈子; 中平 みわ; 重年 清香; 造田 亮子
     
    便利社会に潜在する高齢者にとっての不便さをIADLの側面から明らかにするために半構成的面接と行動観察を実施した。行動観察はスーパー・郵便局・市役所・公共交通機関とそれらの移動経路で実施した。高齢者のIADL(手段的日常生活動作)における不便さには高齢者の価値・信念、既知、身体能力、習慣、機器の容易さ、情報機器の活用、そして何よりも高齢者を取り巻く人々の態勢が影響していた。便利社会において高齢者の生活不安を助長しないためには、高齢者のニーズや行動特性を理解し、支えあうことのできるサポーティブな環境を構築することの重要性が示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 河村 圭子; 中平 みわ; 人見 裕江; 中村 陽子; 谷向 知; 田代 麻理江; 吉田 さとみ
     
    日本では認知症高齢者に対して抗精神病薬を使用する現状があり、重篤な副作用を合併しやすく、結果として医療費や介護負担を増大させていると考えられる。 本研究では、認知症ケアに携わる医療・介護職者を対象にインタビューと質問紙調査(Mixed Method)を実施し、認知症高齢者に対して抗精神病薬を使用する要因を明らかにした。さらに、その結果に基づいて現場の声を生かした認知症高齢者のための非薬物的ケアプロトコールを作成した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 人見 裕江; 中村 陽子; 原田 俊子; 中平 みわ; 田中 久美子; 三村 洋美; 佐々木 純子; 久山 かおる; 石井 薫; 谷向 知; 神保 太樹; 奥平 尚子; 藤田 敦子; 二重 佐知子; 新道 由記子; 畝 博; 高橋 篤信
     
    本研究は、認知症高齢者にとって、なじみの地域包括ケアシステムにおけるその人らしい終末期ケアを支援することを目的とした。対象は、本人および家族、看護や介護職で、その人らしい看取りについてインタビューし、内容分析を行った。 認知症高齢者の終末期ケアでは「最期はここで」という本人の意思を重視し、本人や家族の意思を尊重した看護や介護職等の多職種連携による生活の見守りと声かけが基盤となる。終末期の暮らしは、本人や家族の心情や状況を考慮して組み立てられる。それは、これまでの日常生活の維持、予防的支援の促進、安心感の獲得、人やサービスとの結びつきとつながりがポイントとなる。