研究者総覧

西村 舞琴 (西村 マコト)

  • 看護学科 講師
Last Updated :2024/02/02

研究者情報

J-Global ID

研究キーワード

  • 看護   生体リズム   睡眠   

研究分野

  • ライフサイエンス / 基礎看護学

経歴

  • 2020年04月 - 現在  京都光華女子大学健康科学部 看護学科講師
  • 2015年04月 - 2020年03月  京都光華女子大学健康科学部 看護学科助教
  • 2010年04月 - 2013年03月  京都大学医学部付属病院 看護部

学歴

  • 2013年04月 - 2015年03月   京都大学大学院   医学研究科   人間健康科学系専攻 看護科学コース 修士課程
  • 2006年04月 - 2010年03月   京都大学   医学部   人間健康科学科 看護学専攻

所属学協会

  • 日本時間生物学会   日本看護学教育学会   日本看護技術学会   日本看護科学学会   日本看護研究学会   

研究活動情報

論文

書籍

講演・口頭発表等

  • 生体リズムの視点からみた睡眠と糖尿病に関する研究の動向
    山下舞琴
    第7回高齢者糖尿病を考える会 2015年12月
  • 京丹後市における住民の冬と夏の睡眠(生体リズム)とうつ感情の調査から
    山下舞琴
    自殺のない社会づくり市区町村会ブロック研修会 2015年02月
  • サンプルサイズ・効果量の考え方
    東條千章; 長島俊輔; 山下舞琴
    日本看護研究学会近畿・北陸地方会 第18回看護研究継続セミナー 2013年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

MISC

  • オンライン・対面それぞれの強みを生かして学習効果を高める工夫
    糸井麻希子; 西村舞琴; 徳永基与子 看護人材育成 18 (5) 88 -94 2021年12月
  • 山口 曜子; 西村 舞琴; 徳永 基与子; 任 和子; 若村 智子 日本看護研究学会雑誌 42 (3) 613 -613 2019年07月
  • 感染リンクナースによる病棟看護師の知識とICTラウンドの実態調査
    祖田 美恵; 藤井 香緒利; 糸井 麻希子; 山下 舞琴 日本環境感染学会総会プログラム・抄録集 34回 [P -735] 2019年02月
  • 山口曜子; 西村舞琴; 徳永基与子; 任和子; 若村智子 日本看護研究学会雑誌(Web) 42 (3) 2019年
  • The effect of the learning in nursing students with reverse video playback of nursing skills
    Tokunaga K; Yamashita M 3rd nursing world conference (NWC) 2018年09月
  • 山下 舞琴; 堀田 佐知子; 長島 俊輔; 東條 千章; 若村 智子 日本看護研究学会雑誌 41 (1) 19 -28 2018年04月
  • The relationship between sleep habits and severity of type 2 diabetes in Japan
    Yamashita M; Horita S; Nagashima S; Wakamura T TNMC & WANS International Nursing Research Conference 2017 2017年10月
  • 「日本看護技術学会 若手の会」発足を目指して
    長島 俊輔; 杉村 直孝; 安田 佳永; 山口 真弥; 佐藤 早紀; 山下 舞琴; 河嶋 亜衣; 宍戸 穂; 平舘 ありさ 日本看護技術学会学術集会講演抄録集 16回 126 -126 2017年09月
  • Seasonal variations of sleep, mood and daily activities of people living with short daylight hours during winter in mid-latitude region, Japan
    Yamashita M; Horita S; Nagashima S; Tojo C; Wakamura T The 20th East Asian Forum of Nursing Scholars 2017年03月
  • 鹿内 信善; 徳永 基与子; 山下 舞琴 看護教育 57 (6) 464 -471 2016年06月
  • 鹿内 信善; 徳永 基与子; 山下 舞琴 看護教育 57 (2) 132 -136 2016年02月
  • 看護学の視点からみた睡眠と糖尿病に関する文献検討
    山下 舞琴; 堀田 佐知子; 長島 俊輔; 山口 曜子; 若村 智子 日本看護研究学会近畿・北陸地方会学術集会プログラム・抄録集 29回 42 -42 2016年02月
  • 山下 舞琴; 堀田 佐知子; 長島 俊輔; 山口 曜子; 若村 智子 日本看護科学学会学術集会講演集 35回 708 -708 2015年11月
  • 生体リズムの知識と看護師による療養環境調整ケアの関連
    長島 俊輔; 山下 舞琴; 西元 裕也; 若村 智子 日本看護技術学会学術集会講演抄録集 14回 138 -138 2015年10月
  • Association between knowledge of biological rhythm and nursing care for patient’s environment in hospital
    Kondo M; Nagashima S; Yamashita M; Tojo C; Nishimoto Y; Matsuyama H; Tanaka S; Wakamura T The XIV Congress of European Biological Rhythm Society 2015年08月
  • Effect of tryptophan supplement intake at breakfast on nocturnal melatonin secretion under different light intensities in daytime in humans
    Nagashima S; Yamashita M; Tojo C; Kondo M; Morita T; Wakamura T 2015年08月
  • 冬季日照時間の短い地域に住む高齢者の睡眠と気分の季節性変化
    山下 舞琴; 堀田 佐知子; 長島 俊輔; 東條 千章; 山口 曜子; 飯降 聖子; 任 和子; 若村 智子 日本看護研究学会近畿・北陸地方会学術集会プログラム・抄録集 28回 28 -28 2015年02月
  • Relationship of sleep habit of Asia students to their QOL
    Saito M; Jarupat S; Masutani E; Noppowan P; Nagashima S; Yamashita M; Ohmomo R; Wakamura T International Congress on Chronobiology 2012年10月
  • Comparative study on sleep satisfaction and quality of life in healthy students
    Saito M; Jarupat S; Masutani E; Noppowan P; Nagashima S; Yamashita M; Ohmomo R; Wakamura T World sleep 2011 2011年10月
  • Influence of natural solar exposure for 3 hours to immunological parameters and heart rate variability in humans
    Yamashita M; Wakamura T; Nagashima S; Ohmomo R; Saito M; Yoneda M; Ogawa S; Okada M; Oishi T 2010年09月
  • 朝型・夜型の違いからみた交替制勤務者の食事行動に関する調査
    長島俊輔; 山下舞琴; 大桃里菜; 斉藤麻菜美; 升谷英子; 若村智子 日本生理人類学会誌 15 50 -51 2010年05月
  • Influence of natural solar exposure for 3 hours on immunological parameters and mental work performance in humans
    Yamashita M; Wakamura T; Nagashima S; Ohmomo R; Saito M; Muramatsu K; Yoneda M; Ogawa S; Oishi T Photomedicine and Photobiology 31 25 -26 2009年12月 [査読有り]

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 西村 舞琴; 大井 瞳; 中島 俊; 吉田 祐子
     
    本研究は、糖尿病患者に対する生体リズムを整える介入プログラムが、①睡眠および糖尿病を改善させるか、②従来の食事・運動に対する保健指導の効果を高めるか、を明らかにすることを目的に進めている。不眠や睡眠不足が糖尿病に悪影響を及ぼし、その背景には生体リズムの乱れが関係している。しかし、生体リズムが整い睡眠が改善すれば、糖尿病も改善するのかは明らかになっておらず、糖尿病療養指導ガイドブック2021にも睡眠や生体リズムの記載はほとんどない。本研究で生体リズムを整える介入の効果が明らかになれば、糖尿病だけでなく、その他の生活習慣病に対しても保健指導の新たな糸口になると期待できる。
    初年度である2022年度は介入プログラムを構築し、介入実施のための被験者集めなど準備を行う予定であった。しかし、研究代表者が10月より産前産後および育児休暇を取得し、実質の研究実施期間は4~9月となったため、介入プログラムの構築とブラッシュアップのみを行った。共同研究者と対面およびzooomでの打ち合わせを通して内容を精査した。また該当分野の論文や書籍等で情報収集を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2024年03月 
    代表者 : 徳永 基与子; 鹿内 信善; 中島 智晴; 西村 舞琴; 前川 泰子; 糸井 麻希子; 山本 美輪
     
    臨床実践能力の1つである患者の安全を担保する観察技術を焦点に、実習導入へのプレ実習を、バーチャル体験できるM Rシステム上(White Room)でゴールドメソッドを活用した教材を作成・展開し、実証実験を実施した。用いた教材は、臨床家の認識を追体験することが実践家になる最短と考え、看護のプロフェッショナルの認識を顕在化した池上のゴールドメソッドを基盤にし、研究者の臨床での実体験をもとに教材を開発した。コロナ禍においても、いつでもどこでも参加可能にするバーチャル空間の活用が必須と考え、学内でも家庭でも同じ空間で体験・話し合いができるシステムとして、MRによる会議システムを活用した。教育効果は、学習目標の達成・動機づけの観点から評価した。現在、評価内容を分析中であり、2022年度に関連学会にて発表予定である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 若村 智子; 山口 曜子; 米浪 直子; 近田 藍; 吉田 祐子; 長島 俊輔; 西村 舞琴
     
    本研究は、看護師が健康的に夜勤を行うための実践可能な生活方法(交代制勤務の経験がある看護師の視点で明らかにすることが目的である。具体的な生活の方法とは、概日リズムを同調させる因子を考慮に入れて、食事、休憩のタイミングや夜勤の適切な服装など工夫することである。 平成30年度は、2つの実験を行った。着圧衣服を着用するかどうかが、模擬夜勤中の自律神経活動やPVTパフォーマンスに影響を与えるかを検証した。一方は、夜間に浴びると視力低下や安眠妨害などの人体への影響が指摘されている青色光に着目した。太陽光にも含まれている青色光であるが、日中も防御すべきかは明確ではない。また、夜勤中の明るい環境での職場環境は、体内リズムの位相を後退させるので、夜勤終了後に太陽光を浴びることは、さらに、その位相を後退させることになる可能性も考えられる。これらのことを受けて、日中の青色光の影響を観察する実験を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 西村 舞琴
     
    本研究の目的は、生体リズムを整える糖尿病患者への介入が、新たな生活習慣を獲得させ、糖尿病の改善に寄与できるかを明らかにすることである。新たな生活習慣を獲得させるために、活動と睡眠の可視化を通して、対象者が生活習慣の問題と改善策を自分で見出すことを目指す。朝食の欠食や不適切な光環境などが糖尿病に悪影響を及ぼすことが明らかになっているが、その背景には生体リズムの乱れが関連している。しかし、最新の糖尿病治療ガイド(2016)は、生体リズムの視点に基づく食事や運動のタイミング・光環境・睡眠について言及していない。生活習慣の基盤にある生体リズムに着目することは、増え続ける糖尿病患者に対する保健指導の新たな糸口になると期待できる。 当初の計画では、介入プログラムが糖尿病に及ぼす効果の検証として、以下の内容を予定していた。①対象者の抽出、②研究目的と方法の説明、③介入群と対照群の2群に分ける、④プレ介入の実施 しかし、本年度は、研究者側の私的事由等により、予定していた研究(糖尿病境界域群に対する介入プログラムの作成など)ができず、これまで得たデータの分析、ならびに、学会等に参加して情報収集などを行った。(東京国立精神神経研が主催している認知行動療法の研修に参加するなど)。次年度よりスムーズに介入・調査が行えるように準備を行った。また、これまで研究フィールドとしていた京丹後市での研究続行が困難な状況であり、新しいフィールドを探す必要が発生したため、その調整を行っている。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
    研究期間 : 2017年06月 -2020年03月 
    代表者 : 若村 智子; 西村 舞琴; 北村 真吾; 長島 俊輔
     
    本研究は、睡眠に焦点をあてて、住民主体の持続可能な睡眠教育プログラムの開発である。その地域に応じた睡眠ブログラムの開発と、睡眠教育としての一般的な方法論の開発が求められている。平成30年度は、実施した質問紙の再解析を行った。さらに適切な質問紙の開拓のために、英文質問紙の翻訳作業を行った。睡眠教育としてのこどもから高齢者までの活動量計を用いた睡眠教育の実践活動を行い、必要事項の洗い出しを行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 山口 曜子; 徳永 基与子; 西村 舞琴; 若村 智子; 任 和子
     
    本研究は、生体リズムの因子に着目し睡眠と食事のタイミングが糖代謝に及ぼす影響を把握し、糖尿病患者教育の有用性について検討を行うために、健康人を対象に睡眠と食事のタイミングが糖代謝におよぼす影響の調査を行った。結果、血糖振動幅(MAGE, mg/dl)は睡眠効率の低下や朝食欠食や摂取時刻と関係する可能性が示唆された。 さらに、1日2食を摂取する2型糖尿病患者に対し、3食摂取についてのみ介入を行い、2食と3食の生活下の睡眠と食事タイミングによる血糖変動を把握し、比較検討を行った。その結果、3食摂取はMAGEの低下や睡眠効率に関係する可能性が示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 徳永 基与子; 前迫 孝憲; 若村 智子; 山口 曜子; 阿部 一晴; 平野 加代子; 山下 舞琴; 京都光華女子大学 情報システム部
     
    限られた時間で確実な看護技術習得を目指す看護技術教育においては,多人数の学習者を効率的に指導するため,eラーニングやビジュアルテキスト等のデジタル技術を活用した実践が実施されている.本研究では,看護技術演習の授業内および予習・復習に,ICT(Information and Communication Technology)を活用した学習支援を実施・評価した.授業内でのICTによるバーチャルな学習環境での,リアルタイムの学生間相互評価による省察やビジュアルテキストを活用した協同学習が学習動機づけとなり,eラーニングによる予習・復習を促し,看護技術の習得に有効なことを確認した.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2015年08月 -2017年03月 
    代表者 : 山下 舞琴
     
    本研究の目的は、睡眠に関連する習慣と糖尿病の関連を明らかにすることである。質問紙調査を京都府京丹後市で行った。特定健診の結果報告会に来所した人を対象者とした。睡眠習慣はPSQIを用いて評価し、HbA1c値は特定健診の結果より転記するよう依頼した。対象者をHbA1cの値により3群(健康群:≦5.5、境界域群:5.6-6.5、糖尿病群:6.6≦)に分けて分析を行った。1186人(平均年齢62.8±11.0歳)を分析対象者とした。3群でPSQIの総合得点に有意な差はなかった(p = .133)。今回の結果から、適切な看護ケアを行ううえで、糖尿病予備群の睡眠習慣に明確な特徴はない可能性が示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2015年04月 -2017年03月 
    代表者 : 若村 智子; 米浪 直子; 堀田 佐知子; 山下 舞琴
     
    夜勤後の日中の仮眠時の光環境の違いが、その後の覚醒時の認知パフォーマンスに及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。12人の健康な被験者(年齢:24.8±4.3歳)は、夜勤後の仮眠中の明るさ(Bright条件 vs Dim条件)による2条件のそれぞれ3日間の実験に参加した。 Bright条件は、十分な休息がとれなかったために仮眠直後の注意力は低下したが、目覚めがよいために精神運動機能は維持された可能性が考えられた。夜間入眠直前は、日中Bright条件で、Dim条件に比べ眠気が生じる時間帯が早くなっていた。シフト形態に合わせて夜勤後の日中仮眠時の光環境を選択する必要性が示唆された。